雲紋竹 茶筅 (cloud crest bamboo whisk)
谷村丹後さんの雲紋竹(うんもんちく)茶筅
・谷村丹後
茶道の各流御家元御用達の20代目高山茶筅師
奈良県生駒市高山町に生まれ、一子相伝で受け継がれてきた技術を継承し名実ともに有名な経済産業大臣指定伝統工芸士認定の茶筅師さんです。
丹後さんの作られる茶筅はまさに芸術品です。
自らが毎日茶筅を使うことで、使いやすさと美しさを日々研究されています。
雲紋竹の茶筅は茶道のどの流派にもなく、元々は茶筅師自身が自宅で使用していたもの。そのため丹後さんの先祖を除き他の茶筅師も作ったことがないと言われています。
・雲紋竹(うんもんちく)
白竹茶筅を作る際に使われる"淡竹"の突然変異によって雲のように浮かび上がる模様がある非常に希少な竹。
模様の濃淡や形状に同じものはなく、一つ一つ異なった表情が楽しめる茶筅になっております。
・高山茶筅の歴史
約500年前である室町時代に奈良県 生駒にある高山にて誕生しました。
侘茶(わびちゃ)の創始者とも言われる茶人・村田珠光より茶道に相応しい攪拌(かくはん)する道具の製作を依頼され、鷹山民部丞入道宗砌が作成したと伝えられております。その後、生みだした高山茶筌は、後土御門天皇に献上。大変気に入られ、お褒めの言葉とともに天皇から「高穗」の名を賜りました。感激した宗砌は茶筌の製作と技術向上に励み、製造法は高山家の一子相伝となり、その後、高山一族が別の地へ赴任する際、残る家臣16名に秘伝の茶筅の製作を託しました。
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雲紋竹 茶筅 (cloud crest bamboo whisk)
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